以前は中古の分譲マンションで5年ほど住んでいました。マンションを買ったときは一生住むつもりだったのですが、主人も私も一戸建てで生まれ育っていたこともあり、実家から「隣の土地が空いた」と聞いたとき、「やっぱり一軒家がいいね」「建てたいね」と気持ちが変わっていきました。

さっそく新築の依頼先を検討。大手ハウスメーカーから地場の住宅会社までいろんなところを回りましたが、どこも一長一短あり、なかな決め手が見つかりません。見積もりをとっても、どこも最低ラインの仕様で金額を出してくるので、ちょっと希望を加えるとどんどん価格が上がっていってしまう。ちょっとがっかりしかけていました。

そんなとき、三建さんにも相談したところ、おおよその価格帯は予算内におさまりそう。標準仕様のレベルも高く、自分たちが想定している内容の家が高額なオプション抜きで建てられる。そんな手ごたえを感じました。

三建さんの家はメーターモジュール。普通の尺寸規格の家よりもひと回り大きくなるんです。そして鉄骨を組み込んで耐震性を高めたテクノストラクチャー工法を採用しているので、普通の木造よりも少ない柱で広い空間を支えることが可能。わが家のリビングは18畳あるんですが、柱が少ない分、とても広く感じます。遊びに来た友人も「この広さで20畳ないの？」とびっくりしていました。天井高が一般的な家より10㎝も高い仕様であるのも、広く感じる理由の一つかもしれません。

間取りで気に入っているのは、2階に4つ部屋があること。納戸と寝室と2つの洋室です。布団を敷いて寝たかったので、寝室は畳を入れて和室に。洋室の一つは子ども部屋に、もう一つは私がミシンを踏んだり、作業するための部屋にしました。自分たちの好みの空間をつくれるのは注文住宅ならではですね。

あと家の中の家事動線もよく整理されているんです。生活の中心となる1階では、お風呂から洗面所、家族共有のクロゼットまでがひと続き。脱いだ衣服を洗濯してすぐに乾燥機にかけて、さっと収納できる。洗濯もののかごを抱えてうろうろしていたのが嘘みたい。

プランを提案してくれたスタッフの方に感謝です。私たちの望む生活のイメージが、頭の中で立体的に組み立てられていたんでしょうね。プロならではの空間設計だと思います。住んでみて、そのすごさがいっそう実感できました。

新居での生活が始まって半年したら、コロナ禍に見舞われてステイホームの日々が続きました。でも、家族は広い家の中でのびやかに過ごすことができて、本当によかった。庭もあるので、緊急事態宣言の間も、子どもたちは外で遊ぶことができました。以前のようなマンション暮らしだったら、下の階に音が響くのを気遣って、毎日ストレスがたまっていたかもしれません。

「やっぱり一軒家にしてよかったね」と夫婦で満足しています。三建さんのおかげで、自分たちのペースで納得のいく家づくりができました。